炊飯器を選ぶとき皆さん何を基準に選びますか?
先日、炊飯器を購入しました。
どんなものを買おうか?
大体このくらいの値段で・・・このあたりのメーカーで・・・とかは考えますが
実際に買いに行くと、IH??真空??マイコン??
この値段の差はなに??
など、どう選んでいいのか・・わからなくなってしまいました。
そこで今回は簡単ではありますが、炊飯器の過熱方法や内窯の種類など、まとめてみたので
炊飯器を購入を検討している方は参考にしてみてください☆
炊飯器の加熱方法について
加熱寳方法について、大きく4種類あるようですね。現在採用されている加熱方法は
「IH」「圧力IH」「マイコン」「ガス」です。
違いについて調べてみました。
IH方式
IH方式タイプの炊飯器は、内釜に接する部分にコイルを配置し、通電すると磁力線の働きによって内釜が発熱し、炊飯します。
内釜全体を適温に加熱できるため炊きムラがなく、お米の一粒一粒がシャキッとした、「ご飯が立つ」炊き上がりになります。
また、程良い噛み応えを感じられるのもIHの特長です。コストパフォーマンスにも優れているため、おいしいご飯を手軽に味わいたい方におすすめです。
こんな方におススメ!
- ご飯を美味しく味わいたい
- 保温機能を使いたい
- どれを買えばいいかわからない
圧力IH方式
圧力IH方式は、IH方式をベースに内釜内部に圧力をかける仕組みを持ったタイプです。通常、水の沸点は100℃ですが、内釜内部の気圧を上げると水の沸点が上がり、100℃を超える高温にできます。これは、圧力鍋と同じ原理です。こうすることで、
硬いお米に熱を短時間で十分に加えることができ、お米は十分に水分を含んでふっくらと炊き上がり、もっちりとした食感になります。
また、おいしく炊くのが難しい玄米や雑穀米なども、圧力IHならば簡単に炊くことが可能です。各メーカーのハイクラスモデルに採用されている方式で価格は少々高めですが、近年では手頃な価格のものも増えてきました。
こんな方におススメ!
- 毎日の食事にこだわりたい
- 冷えてもおいしいお弁当を作りたい
- 玄米も炊きたい
マイコン式
マイコン方式は、炊飯の際の火加減や時間を、自動調整してくれるタイプです。マイコンとは「マイクロコントローラー」あるいは「マイクロコンピューター」の略称で、電気機器を制御する集積回路を指します。マイコン方式が生まれた1970年代終盤は、電子回路でコントロールする家電の多くが「マイコン搭載◯◯」などと宣伝され、その名称が今も残っているわけです。
マイコン方式は、本体底面のヒーターで内釜を加熱して炊き上げる仕組みとなっており、底面のみで熱を加えるため、内釜全体を加熱するIH方式と比べると、どうしても炊きムラが起こりやすいデメリットがあります。しかし、十分に満足できる味や食感ですし、何よりコストが安いのが大きな魅力です。
こんな方におススメ
- ご飯が炊ければいい、固めが好き
- あまり保温機能は使わない
- ひとり暮らしで一回に食べる量が少なめ
ガス方式
ガス方式は、電気ではなくガスを熱源に使う方式です。業務用炊飯器に多く採用されている方式ですが、家庭用のモデルも一部で発売されています。ガス方式のメリットは、なんといっても高火力であることです。そのため、
かまど炊きに近い炊き上がりとなり、甘みやふっくら感など、ご飯本来のおいしさを味わうことができます。
一方で、ガス栓との接続が必要なために置き場所が限定されますし、ホースや接続部など、定期的な点検が欠かせなません。また、保温機能を持たないモデルもあるので、その場合は保温ジャーを別に用意することになります。なお、ガス器具には都市ガス用とプロパン用の区別もありますので、購入の際には注意が必要です。
真空IH方式
我が家が購入した東芝の「RC-10VRV」は
真空IHとよばれ
東芝独自の真空技術(内釜内を真空にし、圧力差で吸水させる技術および保温時に真空にする技術)
が採用されています。
真空の力でおいしく時短。
内釜の中を真空にし、圧力差で芯まですばやく吸水させます。
「真空保温」なら、時間がたってもふっくらツヤツヤ。
内釜の中に残る空気を、外に吸い出し密閉。酸化によるごはんの黄ばみ、水分の蒸発を抑え、白米(「エコ炊飯」を除く)なら最大40時間までおいしく保温します。
ふっくらごはんで
大満足してます☆
内釜の種類
土鍋釜
土鍋釜はタイガー独自の内釜で、銅やアルミを用いた複合素材に土鍋コーティングを施したものと、土鍋そのものを炊飯器の内釜としたものとがあります。土鍋は遠赤外線効果に優れているため、お米の芯まで十分に加熱し、弾力のあるもっちり感を引き出すことができます。また、蓄熱性が高いのも土鍋の特長です。お米本来の甘味や香りをしっかり引き出し、そのおいしさを長時間保つことができます。
ほかの素材の内釜と比べると厚みや重みがありますので、少々扱いにくいです。なお、内釜は衝撃に弱いという弱点もありますが、ある程度の高さから硬い床に何度も落とすようなことがなければ、心配ないでしょう。
鉄器釜
鉄器釜は、素材である鉄の発熱効率が高いため、短時間で一気に炊き上げることができます。そのため、ご飯がふっくらと仕上がるだけでなく、お米の栄養素や旨みを逃しません。また、IH加熱との相性も良く、加熱ムラが起こりにくいため、全体をまんべんなく加熱できて均一な炊き上がりになります。釜の素材としては「かまど炊き」に最も近く、安定感に優れた素材といえるでしょう。
鉄器釜の難点は少々重いことですが、「重くて扱えない」というほどではありません。それは、内釜本体を軽量なアルミ合金で作り、その外側に鉄の粒子をコーティングするように打ち込む製法で作られたものだからです。このタイプの釜は、鉄の発熱効率や蓄熱性・断熱性を備えつつ、軽量に仕上がっています。
炭釜
熱伝導率の高さと遠赤外線効果の高さを合わせ持つのが炭釜です。短時間のうちに内釜全体が発熱し、さらに遠赤外線効果でお米の芯まで熱を通します。直火炊きに近い状態で激しい熱対流を起こして炊き上げるため、炊きムラもありませんし、お米の粒立ちが良く、ふっくらとやわらかな仕上がりになります。
ミドルクラスモデルの炊飯器では、鉄やアルミ合金の内釜をベースに、外側を炭でコーティングしたものが使われています。ハイクラスモデルになると、炭素を円筒状に成型焼成し、内釜の形と大きさに削り出して製造します。内釜全体が発熱体になりますから、熱伝導率はさらに高まるのです。ですが、衝撃に弱く、優しく扱わなくてはならないことと、非常に高価であることが難点です。
ダイヤモンド釜
かまど炊きのおいしさは、かまどの高火力と羽釜の蓄熱性の高さがポイントですが、家庭用の電力と炊飯器で再現するには、「熱しやすく冷めにくい」という課題を解決しなくてはなりません。そのひとつの答えが、このダイヤモンド釜です。
素材にステンレスとアルミを使い、IHの熱を釜全体に素早く伝え、特殊塗装で蓄熱性を向上しています。さらに、釜の内側にはダイヤモンドの微粒子を混合したフッ素コートを施し、沸騰時に細かな泡を発生させて、激しい対流が起こるようにしました。この内釜の仕様によって、ムラのない均一な炊き上がりと、ふっくらとした仕上がりを実現します。内釜そのものが軽量なため扱いやすく、耐久性が高いのも特長です。
銅窯
銅釜も、炊飯器に使われます。銅は昔から料理器具に使われてきた素材で、銅製の鍋やソースパンを愛用する方は多いでしょう。特に、プロの職人さんが使う卵焼き器も多くが銅製で、これは「溶いた卵に素早く火を通し、焦がさずに手早くまとめる」という、卵焼き器に要求される機能に最適だからです。また、銅は蓄熱性が高いため、炊飯器に使うとふっくらとツヤのある炊き上がりになります。ただ、銅は酸や塩分に弱く、傷つきやすいデリケートな素材ですから、炊飯器に採用する場合はほかの金属と組み合わせ、多層構造の内釜として使われています。
付加機能
炊飯器の機能は「ご飯を炊く」だけではありません。
値段が高いモデルになると、さまざまな便利な機能が搭載されています。
炊き分け機能:玄米や雑穀米を美味しく炊ける炊飯機能
料理機能:ケーキやプリンなども作れる機能
蒸気レス機能:蒸気による湿気や、やけど防止にも
そのほかにも現在はいろいろな料理ができる物もあるようです。
炊飯器は着々と進化を続け、より手軽で便利に使うための機能が追加されています。
これらの機能によって、炊飯器は「ご飯を炊く」というだけでなく、料理を作る調理器具として、再認識されるようになってきました。
こうした機能の有無で炊飯器を選ぶというのも、ひとつの方法ですね。
まとめ
それぞれのメーカーで独自の技術やアイディアがあり個性が多くみられます。
メーカー別で同じ価格帯でも、機能が少し違ったり・・・その中で選ぶのはなかなか難しいですよね。
結局、最後は自分が何を最も求めているか、どんな形が好みかになってしまいます(笑)
私もそうでした☆
今は安くても十分においしい炊飯器がたくさんありますので、大きな失敗はないと思いますが、
炊飯器を購入しようと考えている方はぜひ参考にしてみてください☆
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